大正生まれの祖母のこと
2010年04月18日

昨日4月17日は祖母の92歳のお誕生日でした
祖母は大正7年に仙台で生まれ
娘二人息子1人を女手一つで育てました
戦時中は空襲から
赤ちゃんだった叔母を抱えて逃げたそうです
恐ろしくて仕方なかったと
聞いたことがあります
祖父は母が2歳のときに若くして病気で亡くなったそうです
私は
母が働いていたので
生後すぐ昼間は祖母に面倒を見てもらう生活を4歳まで送っていたそうです
さて
大正という時代はどんな時代だったのか気になり少し調べてみました
祖母が生まれた
大正7年は第一次世界対戦が勃発した3年後で
シベリア出兵や
米が足りなく富山で起こった越中女房一揆と言われる
米騒動が起きた年らしいです
その数年後に成人男性の普通選挙法が施行され
成人の男性が選挙権を持てるようになったとかで…
女性の選挙権はまだなく
取得の運動をしていた頃だそう
服装は洋服が大衆にもかなり浸透し
レストランやカフェといった外食産業も一般に普及した時代のようです
そんな祖母は
自立した女性で
デイサービスでの
ゲーム大会では優勝しまくり
コーヒーを飲み
梅酒を飲み
自慢は90になって足を骨折し手術を受け
リハビリを頑張って
車イスにならなかったこと
デイサービスの仲間はやって貰おうとするけど
出来ることは何でも自分でやってしまうこと
腰は曲がっていて
すごく小さいんだけど
頼もしい限りです
そして
良く笑うんです!
誕生日の昨日は
その祖母と叔母とあたいとお嬢で
松島に行きました
祖母の存在に
命の繋がりを感じ
改めて感謝出来る機会でした
おばあちゃん
ありがとう
いまだにボス的存在でかっこいいです
Posted by kaho at
20:12
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